労働協約の解約

労働協約の解約とは、当事者の一方的意志表示によって、労働協約の効力を将来に向かって消滅させることをいいます。

有効期間の定めがない協約~90日前の申出

有効期間の定めのない労働協約は、労働協約を締結した者(当事者)の一方が、代表者の署名又は記名押印のある書面によって相手方に予告することにより、その効力を将来に向かって消滅させる(解約)ことができます。


解約の予告は、解約しようとする日の少なくとも90日前にしなければなりません。

労働協約違反を理由とする解約

労働協約を存続させることが期待できないほど重要な義務違反が相手方にある場合、解約することが可能です。

事情変更による解約

労働協約締結後、予測することができないほど事情が変わった場合、労働協約を遵守することが不公平かつ不適当になる場合があります。


客観的にそのようなことが認められるとき、通説では事情変更の原則により労働協約を解約することが可能とされています。

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